仏壇って何のためにあるのでしょう? その名前からも分るように、本来の意味は仏教の仏様を祀る祭壇です。いわば、家の中のお寺のような存在です。
ですから、仏壇の最上段の真ん中には各宗派の本尊(一番大切な仏様)をお祀りします。伝統的な仏壇は仏様のいらっしゃる浄土の姿を写したものだと言われています。
しかし、一般の日本人にとっては、仏壇は仏様を祀るものというよりもご先祖を祀るものという意識が強いようです。ご本尊よりも位牌をお祀りしているという感覚ですね。実際、あるデータによれば、日本人の7割の人が、仏壇の役割を本尊よりも先祖を祀るものと考えていました。
実際、子供の教育やしつけのためにも仏壇を介して先祖とのつながりを持っている方がいいという考えの人もいます。
それに、多くの方は、身近な人が亡くなって初めて、真剣に仏壇のことを考えます。
ですから、日本人にとって仏壇は亡くなった方をお祀りするため、先祖供養のためにあるようなものです。それなら、仏壇ではなく「先祖供養壇」と呼んでもいいのかもしれませんね。
つまり、仏壇は、ご先祖や亡くなった人と向かい合って、コミュニケーションを行うための存在です。言いかえれば、残された遺族が心を癒し、安らげるものなのです。
さて、あなたの場合はどうですか。仏壇とは?
